パークウー洞窟

概要

 

町の中心地からメコン川を北上して約30km。メコン川沿いの岩肌に現れるパークウー洞窟(通称 タムティン)。その中には合計4,000体もの仏像が納められています。

 

開園時間:8:00~17:00

入場料:20,000 kip/人

〔スローボートを利用〕

洞窟行きのスローボートが、半島内にあるボート乗り場から毎日運航しています(乗り場は「ワット・シェントーン裏」「国立博物館裏」など、川沿いに看板が出ています)。往路2時間、復路1時間の旅。途中でラオ焼酎と織物で有名なサンハイ村に立ち寄ります。

チケットの購入方法
出発時間(8:30)の30分ほど前にボート乗り場で直接申し込み。前日までは旅行代理店で予約することも可能です。
※乗船人数が多い場合は、8:30以降も随時運行する場合もあります。

 

〔クルーズ船を利用〕

民間の旅行会社が運行しているクルーズ船は、テーブル席やデッキが備わっているので、のんびりとした旅を楽しみたい方におすすめ。

運営会社によってスケジュールは異なりますが、10:00に出発して焼酎で有名なサンハイ村を訪問、その後パークウー洞窟を見学してから、復路に船内でランチを食べながら14:00頃に町に戻ってくるコースが一般的です。前日までに町中にある旅行代理店で予約ができます。

 

〔車を利用〕

洞窟のあるパークウー村まで車で約1時間、さらにそこから対岸の洞窟までボートで5分。ボートよりも価格は高くなりますが、時間を節約したい方におすすめ。洞窟の対岸にあるエレファント・キャンプやクアンシーの滝を巡る1日ツアーに申し込んだ場合は、車でパークウー洞窟に行く場合が多いです。またご自身でトゥクトゥクをチャーターして訪問することも可能です。

パークウー洞窟は川沿いに面した下段と、山の中腹にある上段の2つの洞窟から成ります。11世紀もの昔から地元の人々が信仰の証としてこの洞窟に仏像を運び入れ、現在の姿になったと言われています。

一般的によく知られているのが、下段の洞窟。無数の仏像がまるでメコン川を眺めるように優雅に鎮座しています。一方、長い階段を登った先にある上段の洞窟は、かつてラオス正月に王族が僧侶たちを従えて仏像の水掛け(厄除けの儀式)を行う場として使われていました。現在でもこの習慣は続いており、毎年4月のラオス正月になると、政府高官をはじめ、僧侶、ミス・ピーマイラオスなどが水掛けに訪れます。上段の洞窟内には光が差し込まないため、入り口で懐中電灯を借りることができます。

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