UXOビジターセンター

概要

UXOとは英語で不発弾を意味するUnexploded Ordnanceの略。UXOビジターセンターでは、不発弾の多くを占めるクラスター爆弾の実物展示や、除去活動の様子や被爆者の生活の様子についての展示、動画試聴コーナーなどがあります。

開館時間:8:00~11:30、13:00~17:00(土日休館)

入館料:無料

 

町の中心地から徒歩15分ほど。スパヌヴォン像広場の裏手にあります。

戦争が終結してから45年、ラオスにはいわゆるホーチミンルートと呼ばれるベトナム国境付近を中心として、今も大量の不発弾が残されています。

1964年~1973年のベトナム戦争の間にラオスに投下された爆弾は200万トン以上。アメリカ軍は第二次世界大戦時よりも多くの爆弾をこの期間で投下しました。投下された200万トン以上のうち30%が不発弾として残り、現在までに撤去さてたのはその内わずか1%にも満たないとされています。隣国のベトナムやカンボジアで不発弾や地雷にまつわる状況は日本でも多くの人に知られていますが、ラオスは歴史上で国民一人当たりが受けた被爆撃数がもっとも多い国です。

ルアンパバーン・UXOビジターセンターを運営する「UXO Lao」は、被爆による死傷者を減らし、農地および学校、その他生活に必要な施設を建てるための土地を確保する目的で設立された不発弾除去組織で、ラオス政府が管轄しています。

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